私が会社勤めを辞め探偵業で独立してから今年で１７年目。
独立して１年目で探偵という仕事だけで生活していけた事が嬉しかったですし、
なにより探偵業だけで収入を得て税金を納める事で社会から認められた感じがしました。
当時はまだ探偵業法など無く税務署に個人事業の開業届を出すだけで
『誰でもなれた職業』でしたから本当に『探偵業を職業としている』事を証明するには
探偵業だけで生計を立てている事を証明するしか無かった様に覚えています。
だから探偵業として確定申告し納税する事で
『探偵という職業の自分』が『社会的信用が低い個人事業主』にもかかわらず
銀行の借り入れ審査（ローン）に通り、クレジットカードも持てた事で
『私の職業は探偵です！』と正々堂々と言える自信が持てました。
やはり私は片手間に探偵業をしていた訳ではないし
プロとしての自覚があったからかもしれません。
最近は探偵業だけでなくカウンセリング業も行っていますが
『心理カウンセラー』『ヒーラー』『占い師』『コンサル』なども
以前の探偵業と同じく『誰でもなれる職業』です。
現在は『ひとの為に働きたい！』との理由で『心理カウンセラー』や
『スピリチュアルな事』を仕事にしている方も多いですが
聞いた話ですが起業し十分な収入がありながら開業届も確定申告もせず
"それら"の仕事を『＊もぐり』で行っている方も居ると聞きました。
プロ意識が無いのかな？
『ひとの為に働きたい！』って言うのは《嘘》でお金儲け出来そうだから？
だって『ひとの為に働きたい！』と言いながら『税金は払いたくない』って矛盾してますよね。
私がお客様の立場ならちゃんとその仕事で納税しているプロにお願いしたいです。
＊もぐり・・・法を犯し、また許可を受けないで、仕事・商売などを行うこと。また、その人。「―の営業」